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人・自然・地球…
​すべてのもののあり方を考える
ドキュメンタリー映画『みんなのふね』
公式サイト

石おのと巨木が、教えてくれたこと… 

「みんなが笑顔で乗れる舟を作ろう」石おのを手にする男、縄文大工・雨宮国広は言った。

丸木舟を作る為に頂く命は樹齢250年の杉。

モノが溢れる時代に、敢えて原始に還り行動する意味とは。

​そこまでして頂く命に向き合う心とは。

祖先が辿ったであろう世界を現代に蘇らせることで、初めて感じることができる、人類が忘れてしまった「何か」。

そんな「Jomonさんがやってきた!プロジェクト」を2年以上に渡り追いかけるドキュメント映画。

企画: Jomon さんがやってきた! プロジェクト事務局  制作: Tiny Mouse Factory 監督/ 音楽: にしやまゆうき
2025 年 | 日本 | 91 分 | カラー | STEREO   ©2025 Tiny Mouse Factory

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上映会情報

 

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『みんなのふね』上映会×Jomonさんお話会
佐賀地域交流センター
山口県熊毛郡平生町佐賀1525−1

会場地図(Google Map)

https://maps.app.goo.gl/68biDeANMAJ6AYGk9
3月29日(土) 13:00開場  13:30 上映 ※16時半終了
Jomonさんのお話会・丸木舟『ミンナ』クルートークイベントあり
中学生以上 1,000円~(ドネーション制) 小学生500円

映画『みんなのふね』上映会@ 西粟倉
あわくら会館(あわくらホール)
岡山県英田郡西粟倉村影石33-1

会場地図(Google Map)

https://maps.app.goo.gl/tvPmgDUsrZuCjzG96
2025 年3 月29 日(土)13:30 ~ 15:30
参加費無料
主催: あわくら会館・図書館 協力: 合同会社887

監督上映キャラバン

屋外特別上映会@甲州市・大菩薩の風ビエンナーレ

2025年5月23(金)・24日(土)

山梨県甲州市塩山上荻原(大久保平)

監督トークセッション有

※詳細は後日決定次第お知らせします

映画『みんなのふね』上映会@ 長野・白馬

2025年6月24日(火)

パタゴニア白馬店

※詳細は後日決定次第お知らせします

過去の上映会情報はこちら

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自主上映会募集中

店舗や屋外、サークルや学校イベントなど、小さい規模でも上映会をやってほしいと思っております。

10~20名程度でもできます。

​上映方式・規模等で映画の貸出価格が変わります。お手数ですがお問い合わせくださいませ。

チラシ・ポスターに使えるPDFファイルをこちらで作成しますので、ご活用ください。​

監督・にしやまも上映機材を持っておりますので、監督と上映機材をセットで派遣することも可能です(監督上映キャラバン)。

​お見積もりいたしますので、ご連絡の際はその旨をお伝えください。

tinymouse.net☆gmail.com

​☆を@に置き換えて送信してください)

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​監督上映キャラバン実施中

監督自らプロジェクター、スピーカー、スクリーンを持ってあなたの街にお伺いします。

​上映場所はあるけど機材がない、監督にいろいろ喋ってほしい、映画上映したけど自信がないなど、いろんなハードルを監督が一緒に乗り越えます。

​場所、日程等はお問い合わせください。ヒアリングの上、最高の上映会にできるよう努めます。

Jomonさんがやってきた!プロジェクト

原始の知恵と道具を用いて、全国の子供たちと一緒に日本を一周するための巨大な丸木舟を作ろう、というプロジェクト。

Part1・杉の木を伐る、Part2・全国を回って皆で丸木舟を作る、

Part3・丸木舟に乗るという全3部構成で2021年から開始。

参加する子供たちは自らの手で石おのを作り、巨大な杉の木と向き合う中で様々なことを考え、感じることをテーマに掲げ、活動する。

プロジェクトの原資はクラウドファンディングで集められている。

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映画の中心人物
縄文大工・雨宮国広

1969年、山梨県生まれ。丸太の皮むきのバイトをきっかけに大工の道へ。
ログハウスビルダー→大工→二級建築士→宮大工と歩み、
古民家や社寺文化財の修復等、手道具での伝統的な手法に傾倒する中、
2009年に石おのと出会い、その素晴らしさに気づく。
石川県・真脇遺跡にて石おの等を用いた縄文住居の復元、
国立科学博物館での考古学実験「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」
においては、伐採から石おのを使用して外洋航海用丸木舟を製作。
手道具のみで自作した「縄文小屋」と呼ぶ小屋に暮らす。

纏う衣装はロードキル被害で命を落とした生き物たちの忘れ形見。

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監督/音楽 にしやまゆうき

1981年、兵庫県生まれ。21歳の時、作曲家になると言いだし、大学中退。
27歳で編曲家としてスタート。

作曲、音楽学校講師等を経て、31歳で写真・映像撮影も業務として開始。

規模は小さくても作れるものがある、との思いから、屋号をTiny Mouse Factoryと名付ける。
2019年「三万年前の航海~」では映画兼VRコンテンツ兼TV番組の撮影クルーとして同行。

ここでJomonさんと出会う。
主な業務は国立公園や自治体PV、企業用映像、MV等の撮影、編集。
全国を動き回る傍ら、BGM制作等も並行して行っている

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監督のコメント

電動工具も鉄製道具も使わないで、「石おの」だけで丸木舟を作る映画。

この映画を何度も観ていると、ふと「これは歩いて廻るお遍路さんのようだ」と思うようになりました。

電車も自動車もバスも自転車も使わない。何なら住んでいる場所から一番札所まですら歩いていくような感覚。

文明の利器をフル活用すれば、お遍路さんはたぶん1週間もかからず終えられるでしょう。

歩いたら何か月、いや年単位でかかるかもしれません。

それを敢えてやる意味…

それは、「遅いからこそ見える世界がある」ということなんじゃないでしょうか。

歩みの鈍いカメだからこそ見える世界。

足元の草花を眺め、遠くの山が少しずつ近づいてきて、その向こうに青い海が見え、町の人々と話し、時に立ち止まって振り返る。

あっという間に通り過ぎては出会うことのない世界。それをじっくり噛みしめながら、ゆっくりでもよいという気持ちで歩く。

「早ければ早いほど良い」「楽ができるなら楽がしたい」というのは、人の性のひとつでしょう。僕もそうです。

でももし、「ゆっくりでもよい」と自分で自分を解放することができたなら、きっと全く違う気付きと哲学が心に浮かぶことでしょう。

 

名前がイメージとして強すぎるので誤解されがちですが(笑)、彼は決して考古学的に正確な縄文人/文化を追及・模倣するわけでもなく、ファッションとして原始人をやっているわけでもありません。

ただ現代において、石おのの「歩みの遅い素晴らしさ」に気付いただけなんです。

縄文大工・雨宮国広はチェーンソーを扱うログハウスビルダーからキャリアをスタートし、鉄の手道具(手斧、鉞など)を経由して石おのにたどり着きました。

そう、彼はしっかり現代の利器の持つ力を知っている「現代人の職人」なのです。

 

それがゆえに彼は現代社会と自分の理想のギャップに苦しむ毎日を何年も何年も送ることになります。

しっかり彼自身の足で歩んだからこそ見えた「彼の思う世界」と「現代社会」とのズレを、一体どうすればいいのかと悩み、そしてこんなとんでもなく巨大なプロジェクトを、最初は一人で実行したわけです。

それがこの「Jomonさんがやってきた!プロジェクト」です。​

Jomonさんは映像としてプロジェクトの様子を残し、たくさんの方に命と人と地球のかかわり方を考えてもらうために、数多くの大手映像制作会社に企画を持ち込んだそうですが、全て断られてしまったそうです。

2年以上に及ぶプロジェクトを映像で記録し、映像作品として完成させるということは、制作予算も巨大になります。制作会社も、やりたくても実行できなかったのかもしれません。​

 

僕ならなんとかできるかもしれないと思いました。大きな会社にできないなら、ちっぽけな個人事業主の出番だ、と。

とりあえず機材と自分の身ひとつがあれば、なんとかなるだろう、と思ったわけです。気合で何とか出来るだろう、と。

まずは自費で撮れるだけ撮って、記録できるだけ記録してみよう、と。

例え場当たり的だと言われようと、無理に決まっていると言われても、なんとか続けて行こうと。

相手は命あるもの。撮れずに通り過ぎてしまった時間はもう取り戻せないからです。​

 

制作決定から日数を経る毎に、僕一人の力がどれだけ微弱でひ弱なものか、よくわかりました。

どれだけ支えてもらったのか、数え切れないほどの救いと助けが奇跡のように起きたのです。

そう、僕もいつの間にか遅い遅い速度で、たくさんの人に背中を押してもらいながら、ゆっくりと歩き続けることができました。

何度も「だめかもしれない」と思いました。悲しくなる日もありました。でも「やめたい」とは思いませんでした。「後押し」とは本当に強い力なんです。初めて知ることができました。

何とか最後まで撮り切って、皆さんのところへお届けできることになりました。何度も頓挫する可能性のあった、個人の手に負えないとても大きなプロジェクトを映画としてお届けできる。これはたくさんの方々の力が成しえた奇跡なんです。

これは本当にみんなで作った「みんなのふね」なのです。​

みんな、やったぜー!

​監督 にしやまゆうき​​

​制作スタッフ

企画

Jomonさんがやってきた!プロジェクト Tiny Mouse Factory

プロデューサー

太田 祐太郎 ワタナベタケオ 渡部 紀子 COFFEA EXLIBRIS 吉川 輔良 吉川 然無 吉川 宗太郎 にしやまゆうき   

撮影

にしやまゆうき 雨宮 由佳

 

ドローンオペレーター

にしやまゆうき

 

英語字幕作成

モントゥヤ美咲 
   
撮影協力
るつぼブレイン 株式会社ピークスフィルム 東栄町林業センター  西湖キャンプビレッジ ノーム  青函フェリー株式会社  NPO法人地球元気村  オホーツクの村 つがる地球村オートキャンプ場

鮭川村エコパーク 栗の木オートキャンプ場 津南町農と縄文の体験実習館なじょもん 八風平キャンプ場 野上リバーサイドキャンプ場 夕やけ小やけふれあいの里 神之川キャンプ場

梅ヶ島新田温泉 黄金の湯 みんなの村 のき山学校 真脇遺跡公園 STIHLの森 京都(府民の森ひよし) ともやま公園キャンプ村 公益財団法人竹中大工道具館 和気美しい森

ATATA OLIVE PARK 荘内半島オートキャンプ場浦島 鹿児島県上野原縄文の森 NEOSアウトドアパーク南城 ボートレース浜名湖 浜名湖パドル 5LAKES & MT YBS山梨放送

協力
株式会社フェニックス 株式会社折込広告社 株式会社HAMAYOUリゾート 株式会社コフィアエクスリブリス 株式会社吉匠建築工藝 Crover Engineering COYA fine furniture

ノウイングウェイジャパン 未来と翼合同会社 うなぎの井口 東急リゾートタウン浜名湖 油山寺 株式会社イシグロ 株式会社テレビ静岡 静岡エフエム放送株式会社

中村建設株式会社 杉山メディアサポート株式会社 朝日住宅 エクステリア鈴幸 おそうじ本舗 浜松城北店・浜松三方原店 株式会社田中建設 株式会社赤ちゃんデパート河田 

浜松補聴器センター ごくらく屋 舞阪クリニック フラワーショップのなか 浜北さくら台病院 VOITECH 中山自転車店 セレモニープラザとわに 

ヘルスサポートマンション ゆめの組曲 株式会社オー・ビー・ケー カフェ・オリーバ 浜名湖カナルオートキャンプ場 たかやなぎ整体院・整骨院 株式会社フソー 

白羽楽器株式会社 株式会社八ヶ代造園 有楽製菓株式会社 浜名湖・ワンダーレイクプロジェクト

印刷・出版
株式会社北川印刷 北川 毅 北川 恵美
タック株式会社 株式会社イヅミ 株式会社アイリック

編集/MA
Studio Drothy

挿入曲
Snow Surf Workshop Ocea WADATSUMI Alone
作曲・演奏 にしやまゆうき

エンディングテーマ
Flower(s)
にしやまゆうき
作詞・作曲・編曲 にしやまゆうき 

制作 
Tiny Mouse Factory 


監督
にしやまゆうき 

片岡鶴太郎様のコメント(ご本人ブログより)

原始の道具を辿れば、現代人の失った物が見えて来るかも知れない。

人間本来の生き方はここにあると確信してしまう程。

本当に素晴らしい作品です!

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編集資金クラウドファンディング、皆様の応援で達成致しました。

​ご協力いただき誠にありがとうございます。

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お問い合わせ

​Tiny Mouse Factory

tinymouse.net☆gmail.com

☆を@に変更してお送りください

©2025 Tiny Mouse Factory

みんなのふね - Jomon-san Has Come

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